2011/3/26 更新
永見探偵が、今年度で閉校を迎える 四万十町立若井川小学校を調査しました。
若井川地区は、四万十町の西部にあって、人口138人という小さな地区で、その拠点として愛されてきたのが若井川小学校です。
しかし、人口とともに減りつづけてきた児童数は8人となり、ついに今年度、閉校を迎えました。
若井川小学校では、総合学習として地域に伝わる和太鼓の演奏を取り入れてきました。
指導してきたのは、地域にすむ井上博文さん。卒業生である井上さんは、和太鼓の演奏を通じて、自分達が受け継いできた地域の心や風土を、伝えようとしてきました。
地区にとって、学校と子供はかけがえのないもの。地区の行事は、何をするにも学校で行なわれているし、学校の児童達のことを、自分の子供のように大切にしてきました。
井上さんや地区の人は、子供たちの姿が頻繁に見られなくなる寂しさと、地域の拠点がなくなるという不安を持っていました。
閉校式当日。学校には卒業生や、地域の人、元職員など総勢130人が集まりました。
そして、井上さんも見守る中、和太鼓の演奏が披露されました。
それは、これまでに見たことが無いような堂々とした演奏で、学校に集まった多くの人が、涙し、そして少し安心しているようにも思えました。
若井川小学校は139年の歴史に幕を下ろしました。
でも、地域に愛され続ける子供たちは、きっと地域の思いを受け継いでいくでしょう。