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06/09(木)

住宅の耐震化に取り組む 立道和男さん

耐震診断・工事を手がける県中小建築業協会・会長の立道和男さんをご紹介しました。

立道さんはこれまでにおよそ900棟を手がけてきた
住宅耐震化のエキスパートです。耐震診断士の資格を持つ立道さん。
住宅の耐震化は耐震診断・設計・改修の順で行なわれ、診断では柱や基礎部分の状態などを調べ
地震の揺れに対して住宅がどの程度の安全性を持っているかを調査します。
耐震化では補強する場所が増えれば増えるほど費用がかさみますが、
立道さんは「低コストで最大限の効果」をモットーにしています。それを実現するために導入したのが
基礎部分をコンクリートで固めボルトで柱を補強する「ベースブロック工法」と呼ばれるものです。
この工法では補強する場所を限定でき、それでいて十分な強度が確保できるといいます。

大阪府の出身の立道さんは梼原町出身で大工だった父親の影響で自然と建築に興味を持ち、
高知県内の高校を卒業後父親に弟子入りしました。半ば、強制的に独立させられた立道さんですが、
持ち前の負けん気で大阪で工務店を開業。経営が軌道にのり顧客も順調に増えていたころのことでした。

1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災。震災から2日後、立道さんは顧客からの連絡を受け
神戸市に入りました。「自分にできることは何か」立道さんは建築の知識を活かし被害のあった住宅の危険度を
独自に調べました。

またことし4月の熊本地震を受け立道さんらのもとに寄せられる耐震化についての相談件数は
8倍になったといいます。いまなお県内には耐震化が必要な住宅がおよそ7万棟あるとされています。

2002年に妻の実家がある高知に移住した立道さんは
自らの仕事として耐震化に取り組むとともに、技術やノウハウを伝えようと
8年前から工務店などを対象にした講習会を開いてきました。
自分だけではなくより多くの業者が耐震化に取り組めば
守れる命が増えると考えたからです。

そんな立道さんが
仕事をする上で
 最も大事にしていることは

「一期一会」
   
地震の発生時に家に居てケガをしたり命を失ったりする人を1人でも少なくしたい。
県内すべての住宅の耐震化が立道さんの願いでもあります。

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