番組審議会
第743回番組審議会
開催日
6月20日(金)
開催場所
高知放送本社 8階てらすホール
委員の氏名
委員総数 7名
出席委員 6名
出席委員の氏名
委員長
遠山 仁
副委員長
渡部 淳
委員
亥角 理恵
島田 希保
秋澤 志名
竹村 朋子
社側出席
代表取締役社長 山﨑 由幸
常務取締役 越智 義久
取締役 金子 勝
取締役 高島 良一(リモート)
執行役員コンテンツ戦略局長 浜田 恵秀
営業局専任局長 中嶋 淳介
<事務局>
番組審議会事務局長 溝渕 絵里
番組審議会事務局 河野 喜世
議題
テレビ番組
「こうちeyeスペシャル 樹を、成す」
放送日 2025年5月25日(日) 16:30-17:25
議事の概要
・タイトルだけだと想像がつかなかったが、最初の2分ぐらいで内容が大体分かってくると、非常に「見てみよう!」という気にさせてもらった。カメラワークがすごく綺麗で、どこを一時停止しても、写真映えしそうなぐらいの映像美が非常に魅力的だった。
・彼の生きた言葉に負けず劣らず印象的だったのが音で、素手で木を切るのこぎりの音とか、創作段階での木を削る音とか木の割れる音。そういう音が耳に入ってくるっていうのはすごく良くて、なおかつ高橋さんの「喜びゆう」という言葉がすごく合致していて、とてもいいなと思う場面だった。活字媒体ではできない、映像メディアならではの場面のひとつで、すごく印象深かった。
・27歳の若者の生い立ち、林業、アーティスト、世代交代、そして林業の時代、働き方とか色んなテーマが入っていて、それが45分にうまくまとめられていたと感じた。
・保全活動をサポートしていきますというCMに使われていた背景の映像やナレーションが番組と同じだったと思うが、区切りがよく分からない部分があったので、フレームを作るなど、別物であることをもう少しアピールした方が、見ている方に分かりやすかったのではないかなと思った。
・もう満点に近い番組じゃないかなと思った。出だしから山師という魅力的な言葉が出て、林業大学で林業を学んだと主題がすぐさま出てきて、間髪入れずに、ただの山師だけではなくて、アーティストとしての側面を持ち、しかも木にこだわっていると、一番初めに主人公の基本的な性格が明らかになって、大変入りやすかった。
・高橋くんの木への愛と彼自身の人柄というか優しさというのが、本当に表へ綺麗に出てきている番組だなと思った。それでいて決して押しつけがましくなく、ごく自然な振る舞いの中から、滲み出てくるもの、彼個人の素晴らしさみたいなもの、思いというのが、非常に伝わってきた。
・有吉アナウンサーのナレーションは落ち着いたもので出しゃばることも無く、この番組の雰囲気にぴったりだったように思う。また、「気になる言葉」「重要な高橋さんの発言」などには、的確にテロップが振られていてさりげなく理解を助ける巧みなテロップの使い方だと感じた。すばらしい工夫だと思う。
次回番組審議会予定
※ 7月番組審議会
日 時:令和7年7月18日(金)15:00~
場 所:高知放送本社8階てらすホール
議 題:テレビ番組
「こうちeyeスペシャル 戦後80年 ビルマ 最後の当事者」
令和7年6月29日(日) 17:00-17:30
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