感染再拡大に備え医療体制を強化へ

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高知 2021.11.25 19:23

県は新型コロナウイルスの感染の再拡大に備え医療体制を強化し新たに臨時の医療施設を設けたり、宿泊療養施設を増やすなどして850人を超える療養者の数に対応できる体制を確保した。
県は、きょうの対策本部会議で新型コロナの感染再拡大に備えて、医療機関とは別に新たに臨時の医療施設を設けることを決めた。
臨時の医療施設は、県の対応ステージが「特別警戒」となった場合に設けられ、県は、高知医療センターに隣接する滞在施設「やまもも」を活用し、32の病床を用意する。自宅療養中に症状が悪化した人などが主な対象となる。これにより県内の病床の数は、296床から328床に増える。
また「やまもも」では、これまで医療機関に限られていた症状が軽い患者向けの「抗体カクテル療法」を行う。
また、県は、医療機関と共に軽症者などを受け入れる宿泊療養施設も増やする。
宿泊療養施設は、高知市のサンライズホテルなど現在、3か所237室を活用しているが新たにホテルを1か所加えて、あわせて4か所、385室を確保した。
一方で、医療機関の病床数や宿泊医療施設を増やしたことで、自宅療養の最大人数は、500人を超えていた夏の感染拡大の時期と比べて34パーセント減った358人と想定している。
県は、医療体制を強化したことで自宅療養も含めた新型コロナの療養者についてこの夏の感染拡大でピークとなった744人から14%増加の最大851人に対応できる体制をとった。