「冬の鍋料理(汁物)」のアーカイブ
今回の「RKCアーカイブ」は、冬の食卓の楽しみ、「鍋料理」や「汁物」のアーカイブでした。
・「メジカのやいこ汁」 *平成20年(2008) 今から12年前
まずは、漁師町のおかみさんたちが作る地域伝統の味「やいこ汁」です
土佐清水市・窪津の地元漁師の伝統料理は「やいこ汁」。新鮮なメジカやアジ、サンマなどに、タマネギ、ニンニクを加えて、粘りが出るまで叩きます。団子にして、沸騰したお湯に落とせば、特製の「やいこ汁」が完成。漁師町のおかみさんたちが、観光客をもてなし、地域を盛り上げようと作る伝統の汁物でした。
・「寒ブリのちり鍋」【写真1枚目】 *平成4年(1992) 今から28年前
足摺沖でとれる「寒ブリのちり鍋」は、漁師生活40年の畦地さんと、旅館と鮮魚店経営の山下さんのイチオシでした。
・「マンボウ鍋」 *平成元年(1989) 今から31年前
県東部、室戸市椎名の定置網漁師さんは、早朝からの仕事のあと、みんなで一緒に朝ご飯を食べます。大敷網に入っていたマンボウで「マンボウ鍋」を作っていました。ぶつ切りにしたマンボウと、味噌にあえた煮込んだキモ、さらにネギを加えて完成。全員で味わうことでチームワークも固まるんでしょうか。
・「シシ鍋」【写真2枚目】 *平成5年(1993) 今から27年前
山の仲間たちの鍋は、自分たちで獲ったイノシシをさばいた「シシ鍋」。「臭いがあるのでは」と思うかもしれませんが、「獲った時の血抜き」と「味付け前のあく取り」をちゃんとやれば、臭みもほとんどないそうです。
・「ウツボの煮ぐい」【写真3枚目】 *平成15年(2003) 今から17年前
中土佐町久礼は、明治時代から続く市場町。ここで、ウツボを専門に扱っているのは松本さん。ご主人が獲ってきたウツボをさばいて売っています。また、家でも、すき焼き風に味付けした「煮ぐい」にして夫婦で食べていました。
・「山芋汁」 *平成元年(1989) 今から31年前
収穫を祝い沢山の人を招いて開かれた「ヤマイモまつり」で、みんなが囲んでいたのは「山芋汁」。気を遣わず、ありのままの自分を出せる仲間たちと食べる鍋は最高ですよね。
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