RKCアーカイブ

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2021.09.22(水)放送

「愛らしい動物たち」と「世界に誇るMade in 土佐」のアーカイブ

今回の「RKCアーカイブ」は、20日から動物愛護週間に入ったことにちなんで「愛らしい動物たち」と、海外で高く評価された高知のモノ「世界に誇るMade in 土佐」の2つのテーマでお送りしました。


<愛らしい動物たち>

・「東津野村のアナグマの赤ちゃん」 *平成5年(1993)

・「高知市朝倉のタヌキ」 *平成5年(1993)

・「高知市の町中に出現したイノシシ」 *平成15年(2003)

・「タテガミヤマアラシの赤ちゃん(わんぱーくこうち)」 *令和2年(2020)

・「マレーグマの赤ちゃん(のいち動物公園)」 *平成15年(2003)

・「ワオキツネザルの赤ちゃん(わんぱーくこうち)」【写真1枚目】 *平成15年(2003)

・「オオカンガルーの赤ちゃん(のいち動物公園)」 *平成24年(2012)

・「ベネットアカクビワラビーの赤ちゃん(のいち動物公園)」 *平成23年(2011)

・「動物ふれあい教室」【写真2枚目】 *平成10年(1998)
土佐山田町の舟入小学校で開かれ、1年生約30人が参加しました。テーマは「命の尊さ」。聴診器を使って人間と子犬の心臓の音の違いを聞き比べるなどしました。子どもたちにとっては「命」を実感できる大切な機会になったかもしれません。



<世界に誇るMade in 土佐>


・「土佐清水の紅茶(土佐清水市)」 *昭和34年(1959)

土佐清水市は、昭和12年、日本で初めて企業的な紅茶の栽培を始めたところで、株式会社もあり、品質も専門家の折り紙つきでした。世界最高級といわれていたインドやセイロンの紅茶に匹敵する紅茶の栽培に成功。つまりは、世界最高品質!飛ぶような売行きで、生産が需要にとても追いつかない状態だったそうです。しかし、昭和39年頃になると、「人手不足」や「貿易の自由化」、「流通機構などの問題」から、紅茶栽培から離れる人が増えていってしまったようです。


・「クーリーハット(本山町)」【写真3枚目】 *昭和35年(1960)

「クーリーハット」こと「ヒノキ笠」は、本山町の特産品で、藩政時代に作り始められたと伝えられています。昭和初期に初めて海外に輸出されて、特にアメリカで大人気。形や色の素朴さが受けたようで、フロリダなどの海水浴場や山登りの時に使われました。戦後の昭和29年前後には、年間、3000万円~5000万円の外貨(ドル)を稼いだといわれ、昭和30年代には、「高知県の輸出商品の花形」とまでいわれました。しかし、その後、「化学製品の攻勢」、「資金不足」、「業者同士の足並みの乱れ」などから、勢いを失っていったようです。


・「オナガドリ(長尾鶏)」 *昭和34年(1959)

高知県を代表するオナガドリは、海外の人にも人気で、昭和34年には、アメリカの高級種牛と交換するという出来事があり、県民ニュースでも紹介されました。その他にも、「アメリカ国防長官がすっかり気に入り、ワシントンに空輸」(昭和30年)、「ドミニカ大統領から申込み」(昭和33年)、「インド大統領に寄贈」(昭和34年)など、さまざまなエピソードがありました。オナガドリは、国際親善にも大きく貢献した、高知が誇る自慢のトリです。




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