番組審議会

第690回番組審議会

開催日

令和2年9月16日 午後3時

開催場所

高知放送本社 役員会議室

委員の氏名

委員総数  7名
出席委員  5名
 出席委員の氏名  
  委員長   海老塚和秀
  副委員長  清原 泰治
  委  員  森澤 孝道
        亥角 理絵
        天野 弘幹
  欠  席   
  委  員  渡部 淳
        布 多恵

社側出席
 代表取締役社長   佐竹 慶生
 常務取締役     高木 寿隆
 編成業務局長    越智 義久
 報道制作局長    竹島 章記

<事務局>
 番組審議会事務局長 越智 義久

議題

*高知放送制作テレビ番組
「よさこいのチカラ
     ~今こそ前へ 明日へのチャレンジ~」
放送日時 8月9日(日)15:00~17:00

議事の概要

*放送日が8月9日。この日は従来ならば前夜祭が行われていた日。この日に放送したのはとても良かった。オンラインでのよさこい配信を始めた1人の「とにかく楽しいから始めた」と言う言葉。この言葉を引き出した事で、番組は半ば成功したのでは。昔の懐かしい映像、生中継、東京からの中継と繋ぎながら、よさこいの新しい可能性を見せて終わった構成はとても良かった。「よさこい移住」の人達の声がなかったのは少々残念。

*「よさこい8」の振り付け師の方々の紹介を始め、説明の字幕スーパーに少し物足りなさを感じた。懐かしい映像をふんだんに紹介し、その出し方にも工夫がありCMがあっても次々見たくなる構成はたくみ。来年どのように開催されるのか、よさこいに関わっていない者も何かできないかと思わせてくれる番組だった。

*屋外に拠点を置き、東京と結び、屋外の中継、過去の映像を挟むなど盛り沢山の内容だった。難易度の高い放送を達成した反面、音声の重なり、ゲストの活かし方など今後の課題もあったように思う。一転、後半は出演者の熱量が上がり視聴後も良い感覚を持った。今後ネット化が進む中、既存の放送局のスキルや経験をどう活かすかのヒントが今回の番組にあったように思う。

*まず、家族で見られる放送日時に設定したのはとても良い。また、高知放送の強みであるアーカイブ映像を駆使しながら番組を進めていく構成はとても良かった。ただ、神仏から発生していないよさこい祭りを神社に奉納するのには疑問を感じた。出演者の言葉がはっきり聞き取れるような工夫を今後も望む。また、様々な立場の踊り手の言葉があれば、番組にもっと深みが出たかも。

*実際のよさこいがなかった為に、改めてこれまでを振り返るよい機会だった。今後進化していくよさこいについて、もう少し掘り下げて欲しかった。これからネットと地上波どのように関わりあいながら進めていくのか、そんな気付きもあった番組だった。

*(レポート)なくなって初めてよさこいが土佐の社会の一部になっていることに気付いた。中継場所や登場人物も盛り沢山だったので、番組冒頭で出演人物や構成についてもう少し説明が欲しかった。音声の被りなど今後課題とする事もあったが、「先へ進むには過去を土台に」と考えると時宜を得た番組だった。

*(レポート)懐かしい映像から新しい取り組みまで内容の充実した番組だった。SNSやアーカイブ映像、ゲストのコメントすべてからよさこいへのエネルギッシュなパワーが感じられた。また、数々の懐かしい映像は宝物。撮り続け受け継いでいくことが大切だ。ただ、東京と中継を繋いだ際、折角のゲストのコメントがはっきり聞こえなかったのは残念だった。

次回番組審議会予定

10月番組審議会

日時:令和2年10月21日(水) 15:00~
場所:高知放送本社 役員会議室
議題:「日本のチカラ 土佐の幸を一堂に~とさの里の夢~」
   10月18日(日)午前5時45分~