番組審議会

第698回番組審議会

開催日

令和3年5月18日(火)

開催場所

高知放送本社 役員会議室

委員の氏名

委員総数 7名
出席委員 6名
 出席委員の氏名  委員長 海老塚和秀
          委 員 森沢 孝道
              渡部  淳
              布  多恵
              亥角 理絵
              天野 弘幹
 欠席委員    副委員長 清原 泰治

社側出席   
 代表取締役社長      佐竹 慶生    
 専務取締役        有澤 雅章
 常務取締役        山岡 禎
 取締役          山崎 由幸
 編成業務局長       越智 義久
 報道制作局専任局長    久保田浩史

<事務局>
 番組審議会事務局     村井 良江

議題

*高知放送テレビ制作
「こうちeyeスペシャル
 そら!がんばれ!~新人ボクサーの挑戦~」
放送日時:4月17日(土)午後4時30分~5時

議事の概要

*取材対象が非常に好感の持てる青年だった。ボクシングについて全く知らない視聴者にも分かるような基礎情報が欲しかった。全てを賭けてステップを上がって行こうとする彼の姿をいろんな人に見て欲しい。

*スペシャル番組としては全体的に浅いと感じた。インタビューも取材ももう一歩踏み込んで欲しかった。取材対象が良いだけにとても残念。

*全体的には感銘を受けた番組だった。彼の姿を通して視聴者が高知と言う地方で生きる意味を考え、よい選択ができる機会になったのでは。また、地方局の記者として、福永選手が地域社会でなぜ鬱々として暮らしていたのか、その起点も見逃して欲しくないないと思う。

*ハンディを抱えた人物がのし上がっていくという意味ではとても共感を得られる取材対象だった。その素材を活かしきれたかと言うと疑問だ。彼やボクシングの基本情報がないので腑に落ちない所が多かった。続編を期待する。

*基礎情報はなかったが、ボクシングのレベルの問題よりも、彼と彼の周囲の人達の関わりから30分の名ドラマを見たように感じた。人生は自分で見つけるものだという事を、やんちゃだった青年が体現しているように思う。若い人にも是非見て欲しい。

*高知放送では普段のニュースでチャレンジし、スペシャル番組に繋げるといういい流れができている。主人公と周囲の人々の繋がりから「誰かの為に生きるとは」というメッセージを感じた。今後も様々な角度から彼を取材し続けて欲しい。

*スポーツ番組に必要な「超人的」なトレーニングの描写がしきれていない。ナレーションだけではなく映像で彼の凄さを伝えて欲しかった。彼を支える周囲の人たちの想いは十分に伝わってきた。

次回番組審議会予定

※ 6月番組審議会

日時:令和3年6月16日(水) 15:00~
場所:高知放送本社 役員会議室
議題:高知放送テレビ制作
   「職業 サラリーマン漁師 
          ~新しい漁師のカタチ~」
   放送日時 5月29日(日)午後4時~4時55分