番組審議会

第705回番組審議会

委員によるレポート提出(社側回答有り)

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、臨時的措置として合評形式より変更

委員の氏名

委員総数  7名
出席委員  7名
 出席委員の氏名 委員長  海老塚和秀
         副委員長 清原 泰治
         委  員 森沢 孝道
              渡部  淳
              布  多恵
              亥角 理絵
              天野 弘幹

社側回答
 報道制作局報道制作部長  中嶋 淳介
 

議題

*高知放送テレビ制作
 「RKCスペシャル こうちこの一年2021」       

  放送日時 12月26日(木)13:30~15:30

議事の概要(提出レポートを要約)

*キーワードを決めての深堀、生中継とよく練られた構成だった。また市井の人々から集められた言葉も重く、心に響いた。土佐女子中高書道部のパフォーマンスは圧巻。コロナ禍の特集はこれからも必要で、今後は高齢化社会とおひとり様に対する視点も入れて欲しい。

*番組テーマの「前へ」に沿った、コロナ禍でも次へ繋がる明るさが表現された番組だった。ゲストの日テレ森アナウンサーの好感度も高く、男女のナレーションもメリハリ良く聞きやすかった。

*定番の構成の1年振り返り番組が多い中で、「猛烈に感動した」番組だった。その一つが土佐女子中高の書道パフォーマンス。若さはじけるパフォーマンスは圧巻だった。元のような、テーマのない平凡な振り返りの作り方に戻らないことを期待したい。

*明暗の内、暗の部分が多くならざるを得ない1年を、それに立ち向かう人々の姿を紹介することによって「前へ」の気持ちに結び付け、且つ、明の話題にも目配せをした安定的な構成であり、年末番組として充実したものであったと感じた。

*一年を回顧するばかりにとどまらず、掘り下げるべき所は掘り下げつつ、長引くコロナ禍に喘ぐ県民にエールを送る、メリハリが効いた構成のよい番組。特にゲストの森圭介アナの力量は見事。彼の出演で番組の幅が広がったと思う。

*日々の報道で蓄積したふんだんなニュース映像、登場する県内の人々、キャスター陣など、しっかりした内容、魅力的な素材をそろえていたが、残念ながらちぐはぐな場面も。特に挿入される映像がいつ撮影されたものなのかが不明で、その中に出てくるインタビューがどういう状況下で、何を指して語っているのか読み取れないことがあった。

*スタジオと中継現場の温度差にギャップを感じた。飲食店やよさこい関係者、移動動物園の話はそれぞれの目線からのメッセージが強く伝わってきた。河内アナ・井手上アナのコンビに、森アナが加わることでより一層、安定安心感が増した。

次回番組審議会予定

※ 2月番組審議会

日 時:令和4年2月16日(水) 15:00~
場 所:高知放送本社 役員会議室
議 題:高知放送ラジオ制作
   「中四国ライブネット」酒乃圀・土佐の真実 
    放送日時 2月6日(日)
    午後6時00分~8時00分