番組審議会

第707回番組審議会

開催日

令和4年3月16日(水)

開催場所

高知放送本社 役員会議室

委員の氏名

委員総数  7名
出席委員  7名
 出席委員の氏名 委員長  海老塚和秀
         副委員長 清原 泰治
         委  員 森沢 孝道
              渡部  淳
              布  多恵
              亥角 理絵
              天野 弘幹

社側出席
 代表取締役社長      佐竹 慶生
 常務取締役        高木 寿隆
 常務取締役        山岡 禎
 取締役          山崎 由幸
 役員待遇         越智 義久
 報道制作部長       中嶋 淳介

<事務局>
 番組審議会事務局長    伊東 宏隆
 番組審議会事務局     村井 良江

議題

*高知放送テレビ制作「第6波を乗り越えろ ~コロナ禍丸2年の現在地~」
 放送日時 2月26日(土) 午後4時30分~5時

議事の概要

*しっかりと作られた番組で県民の生々しい声をよく拾っていた。一方行政の回答はありきたりのもので、現場の声の回答にはなっていなかった。そこをメディアとして追及していなかったのがとても残念だった。

*現状をしっかり踏まえて現在地を特集として組んだ番組としてはとても良くできた番組だが、タイトルどおり第6波を乗り越えるヒントになるようなものがあればさらに良かった。

*番組の構成がこれまでと同じだったので落ち着いてゆっくりと見られ、再認識的にこの時期に放送されたのはタイミングが良かった。今後はコロナ禍で過ごす子供達の今後も追って欲しい。

*特に印象に残ったのは自宅療養の女性の「孤立」と言う言葉。今後益々自宅療養が増えるので、様々な角度から取材して欲しい。

*老人施設や病院など取材が難しい所によく話が聞け、中でも病院側が不手際を認めていたのには驚いた。普段からの取材活動の賜物だろう。ただ、もう一歩踏み込んだ話が引き出せていなかったのは残念。

*記録に残す、現状を知るという事では30分という制約の中では大変良く作られていたと思うが、このタイトルであるからには、意気高揚するような何かが欲しかった。以前取材した人達が現在どうなっているのか、縦の視点も入れての番組も期待する。

*コロナと言う長期に渡る取材対象に対しては度々このような番組を作って振り返りや展望、今一度気を付けなければならない事に警鐘を鳴らすのも地方局の使命。コロナを自分事として捉える事ができた番組であったという点では非常に評価できる番組だった。

次回番組審議会予定

※ 4月番組審議会

日 時:令和4年4月20日(水) 15:00~
場 所:高知放送本社 8階てらすホール
議 題:高知放送のテレビ・ラジオ番組への要望等