RKCアーカイブ

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2022.01.12(水)放送

「成人の日」のアーカイブ

今年最初の「RKCアーカイブ」は、「成人の日」にちなんだアーカイブでした。


<成人式>

・「成人式」 *昭和36年(1961)

今から61年前昭和36年の高知市の成人式です。当時、県内の新成人は1万2千人で、このうち、高知市は3千人。みんなでバンザイをして、成人の日を祝っていました。


・「成人式(青年育成林)」 *昭和40年(1966)

この年、西土佐村の成人式では、県有林への記念植樹がおこなわれました。これから高知県を背負って立つ若人たちに、重要な産業である「林業」を育ててもらおうという意味がありました。


その後も、成人式は、時代によって変化してきましたが、「新成人」が新しい時代を作っていく原動力であることは間違いありません。

今年の新成人の皆さんも、未来に向かって元気に進み続けてください。




 <新成人が生まれた‘2001年度(平成13年度)’>

では、今年の新成人が生まれた‘2001年度(平成13年度)’の県内の出来事を振り返ってみましょう。

・「土佐電鉄がJR高知駅へ乗り入れ」 *平成13年(2001)

路面電車の電停は、それまで高知駅の南側の離れた場所。駅までは、歩道橋も渡り、200mほど歩かねばならず、不便でしたが、市民も観光客も利用しやすくなりました


・「ヤ・シィパーク オープン」 *平成13年(2001)

夜須町の「ヤ・シィパーク」が完成したのも、この年の6月。それまでより3倍の広さになり、四国一の長さの木製遊歩道ビーチハウスも設置されました。


・「仁淀川河口大橋 無料化」 *平成13年(2001)

現在は、高知龍馬マラソンのコースとしてもおなじみの「仁淀川河口大橋」以前は、この橋が有料で「世界一高い料金所」という人もいました。(全長1km余りで、普通車は510円) 今から20年前に無料化されました。



・「くろしおアリーナ オープン」 *平成13年(2001)

高知で開催される「よさこい高知国体」の前の年ということで、この年は、国体に向けた動きが活発になりました。

夏季大会のメイン会場となる「くろしおアリーナ」も、この年に完成。


オープニング・セレモニーに登場したのは、シンクロナイズド・スイミングの日本代表チームで、演技を披露しました。


・「iモード 高知放送公式サイト スタート」 *平成13年(2001)
当時、話題だったのは、携帯電話の「iモード」。若い人は知っているかなぁ?NTTドコモの携帯電話サービスで、インターネット回線を使って、さまざまな情報を閲覧できました。
高知放送のサイトもスタートし、ニュースなどの配信もおこないました。
今は、アプリの時代ですよね。


・「さよなら さんふらわあ」 *平成13年(2001) 

帰省や上京などで利用した人も多いフェリー「さんふらわあ」の高知便がなくなったのも、今から20年前昭和47年に就航し、翌年から高知と東京の間で、たくさんの人や物を運びました

28年余り、高知と東京を結んできた「さんふらわあ」の最終便は、ゆっくりと、港を離れていきました。


・「西南豪雨」 *平成13年(2001)

2001年、大きな災害もありました。「西南豪雨」です。9月6日未明、熱帯低気圧に刺激された前線の影響で、土佐清水市大月町など時間雨量130ミリを超える猛烈な雨が降りました。
家屋の被害は、1170棟一部の集落は、完全に孤立し、自衛隊が災害派遣されました。1人の死者・行方不明者も出なかったのが、まさに奇跡の大災害でした。


・「にぎわうプロ野球キャンプ」 *平成14年(2002)

年が明けた2月春の土佐路は、例年以上にプロ野球キャンプでにぎわいました。

高知市の東部球場では、王監督率いる「福岡ダイエーホークス」


春野球場では、エース松坂投手を擁する「西武ライオンズ」

そして、安芸球場阪神タイガースには、燃える男・星野仙一新監督が就任し、全国から虎ファンが集結


さらに、この前の年まで巨人の監督を務めていた長嶋茂雄さんが各キャンプを訪問し、ファンもマスコミも大騒ぎ

とにかく、にぎやかだった20年前の高知でのプロ野球キャンプでした。



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郵便番号 780-8550 高知放送「RKCアーカイブ」の係まで。お待ちしています。

採用させていただいた方には、ささやかですが、Rケーシーの記念品「クリアファイル」を差し上げます。

 
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