高知県立美術館で開催中の

「ホキ美術館名品展」と「ミニチュア・ライフ展」

もうご覧になりましたか？
私は4月と、昨日とで、見てきました。


「ホキ美術館名品展」は

写実絵画ばかりの展覧会というのが
実際に行くまでイメージしにくかったのですが

西洋絵画の印象派以前の古典的な作風や、緻密な日本画とも違う

現代アートの写実絵画の「実験的ともいえる表現」で　面白かったです


人の目に見えるリアルと写真のリアルは「別物」！だと知らされました
あと「どれだけ凄い観察力？」ということにも感心させられました

画家たちのプロフィールも丁寧に紹介されていましたが、
絵画の修復や復元の研究をしてこられた人もいて

その技術を持った上で新しい芸術にチャレンジしている
「エネルギー」を感じました

この一枚だけ、写真撮影可でしたので
 

意外にも大きな作品が多くて、迫力タップリでした

作品に近づいて、間近で見ても筆の跡が分からない

日本の着物やレースの質感、古い木の床に、瑞々しい果物、
サビの出た古い缶など、

これ程描き分けられるモノなのか？　驚きの連続でした




ミニチュア・ライフ展の方は、写真撮影OKということで

親子連れが、写真撮影も楽しみながら
ワイワイにぎやかに見て回る感じの展覧会

作品はもちろん、タイトルやキャプションにも、ユーモアたっぷり

私もテンション上がってしまいました
 

どちらも高知県立美術館で

今月9日　日曜日までの開催です。

もう日がないので一度に二つの展覧会を見て回ろうという方は
途中に、昼食かティータイムを挟むことをオススメします。

目と足を休ませないと、疲れちゃいますからね。