RKCアーカイブ

RKCアーカイブ
2021.11.24(水)放送

「懐かしの給食、思い出のパン」のアーカイブ

今回のテーマは、「懐かしの給食、思い出のパン」と題してお送りしました。

<懐かしの給食>

・「昭和45年の給食の映像」
 *昭和45年(1970)


今から51年前の昭和45年の県内の給食の様子です。この頃は、まだご飯は出ず、いつも、コッペパン

「うどん」が出ても、一緒に食べるのは、コッペパンでした。

・「昔の定番メニュー」


昔、給食の定番メニューだったのは、「鯨の竜田揚げ」。鯨は、牛肉や豚肉よりも安く、栄養価も高いとして、昭和の子どもたちの身体作りに貢献してくれました。

・「昔の給食の食器」

若い人は、この食器、知ってますか?「アルマイト」という素材でできていて、軽くて壊れないんですが、ペコペコへこんだりしていました。

・「学校給食に‘ごはん’の時代が到来!」
カレーライスです!昭和51年に、学校給食で、正式に、ご飯が導入されました。

・「地産地消の給食の動きが始まる」
その後、平成に入ると、学校給食は、どんどん進化し、地元の食材を活用した‘地域の特徴’が出た‘美味しそうな’給食が、各地で登場します。

高知市産コシヒカリの米粉を使った「ナン」ドライカレー  (高知市・2011)


ちりめんごはん大根の酢の物に、右側の汁物は「シャモ鍋」  (南国市・2014)  


オムライスの全国大会で受賞した「オムライス」  (日高村・2019)
日高村恒例「オムライス街道」のキックオフイベントで、子どもたちに学校給食としてふるまわれました。


県淡水養殖漁協がプレゼントした「うな丼」の給食  (南国市・1988)


県と県漁協女性部の協力で、子どもたちが自分たちで藁焼きした「戻りガツオのたたき」の給食   (高知市・2018)

まだまだ、もっとスケールの大きい給食がありました

・「卒業祝いにマグロの頭の給食」  (大月町・2021)

養殖マグロが特産品になっている大月町では、今春、卒業を控えた3年生に特別メニューとして、「マグロのかぶと焼き」の給食が登場!

・「解体マグロの特製丼」  (大月町・2018)
さらに、大月町では、3年前水揚げされたばかりの重さ76kgの養殖クロマグロを、学校で職人が解体
その後、子どもたちにふるまわれました。


大トロ、中トロなど、マグロの刺身を好きなだけ、丼にのせた「特製マグロ丼」です。『マグロは大月の自慢です』と話す子どももいて、地元の良さを感じていたようでした


<思い出のパン>
小学校時代のお昼は、給食の思い出。
中学、高校時代になると、売店や学食で売っているパンを食べたことが思い出になっていませんか?


幅広い年代層にお馴染みのパンを作っている「永野旭堂本店」12年前に取材したアーカイブ映像で紹介しました。

「永野旭堂本店」は、昭和2年(1927)創業のパンメーカー
高知を代表する「ぼうしパン」の他、たくさんの種類のパンを作っています。


「ニコニコパン」は、黒っぽいパン生地白いオリジナルのクリームが特徴。
世代を超えて愛される一番人気のパンです。


昭和40年頃から販売が始まった「スペシャル」は、女性に人気でした。
カステラとバタークリームをサンドしています。


半世紀以上の歴史がある「コンビ」は、男性に人気
ココア風味のカステラをサンドしています。


「ナッツロール」は、放送当時、特に男子中学高校生に人気だったパン。
ナッツとチョコを中身に巻き上げています


12年前の放送時は、高知市内の高校など12校に1日約5000個出荷していたそうですが、現在は、当時、配送・販売していた高校では、どこにも販売していないということ。

現在、購入できるのは、高知市永国寺町の永野旭堂の直営店「リンベル」。その他、「ぼうしパン」「ニコニコパン」「コンビ」は、サニーマートに生地を卸していて、「ベーキングポイント」で製造販売しているそうです。

なお、「スペシャル」「ナッツロール」は、現在は製造していないんですが、「スペシャル」は販売再開も検討中ということでした。


学校の食堂や売店で買って食べた 学生時代の懐かしいパン

あなたの思い出のパンは、どんなパンですか?



「RKCアーカイブ」では、皆さまからのご意見、ご感想や、もう一度見たい特集等のリクエストをお待ちしています。番組HP、お葉書でお寄せください。

郵便番号 780-8550 高知放送「RKCアーカイブ」の係まで。お待ちしています。

採用させていただいた方には、ささやかですが、Rケーシーの記念品「クリアファイル」を差し上げます。

 
アーカイブ

気になる番組HPはこちら